DVD特典映像・鹿島さん前島さん結婚式場
簡単に再度触れますが、結婚式の内部の様子は描かれません。結婚式が終わって、二人が会場である教会から出てくるところからが描かれます。このカットで描かれる教会は、鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮に向かって伸びる「段葛」右側にある教会です。
作品中では、カメラが左から右へパンするように、並んでいる人々を映します。青の矢印位置(左側)の位置に鹿島さん、赤の矢印の位置に前島さん、黄緑色の位置に倉田明日香さん(潮騒学園高校でバトンを振っていた)、ピンク色の矢印の位置にコメットさん☆、青緑色の矢印の位置にメテオさんが並んでいます。メテオさんは、おおあくびをしています(笑)。2004年10月7日撮影。
このあと「ブーケトス」が行われますが、前島さんは左後ろから右前に向かって、前向きにブーケを投げます。
前島さんがブーケを投げる位置は、おおむね赤い三角形のあたりと推定されますが、足下が作品中では描かれないため、正確な場所は多少不明瞭です。背景は青空になっていますが、実際の場所としては、階段の上からよほどあおり気味に前島さんを撮らないと、背景が青空になることはないと思われます。2004年10月7日撮影。
くやしいので(笑)、理屈の上では…と言う場所を撮影してみました。相当あおり気味に撮影してこんな感じです。ですので、作品はかなり演出が入っていると言っていいでしょう。まあしかし、場面が場面だけに「おめでとー」で、何でもアリのような気もしますが。アメリカ杉らしき木がありますが、これはクリスマスの時期になると、ツリーになったりするのでしょうか?。2005年4月8日撮影。
ブーケはねらっている人々(笑)の上を通過していき…。
ブーケトスが行われるときに、花村先生、倉田さん、メテオさん、ネネちゃん、ツヨシくん(笑)が立っているのは、この画像の右側にあるケヤキの木の左横あたりのようです。空抜き背景なので、画像の左下から右上にあおって撮っているイメージでしょう。2005年4月8日撮影。
ブーケは風に乗ったのか、ジャンプするメテオさんの上すら越えて、この画像の右側に飛んでいきます。メテオさんは勢い余って倒れますが、その倒れているのは、この画像の手前下ギリギリのあたりと思われます(左側の階段手すりと、右側の逆Uの字形の車止めからも明らか)。作品では、倒れたメテオさんの両側に桜が咲いていますが、左側には実際桜はなく、奥側にオオシマザクラではないかと思われる桜が1本あるのみでした。しかし、作品は例によって、右側の段葛の石垣、逆Uの字の車止め、左側階段の手すり形状と、その奥の控え壁形状など極めて忠実に描かれています。
それにしても不思議なのは、ツヨシくん(笑)。彼は「ヨタ話」のところにも書いたように、最初ブーケトスを待つ「未婚女性」に混じっていますが、謎な笑いを浮かべたあと、飛ぶブーケを追いかける人の中には、彼の姿はありません。…何か「工作」していないか?、ツヨシくん(笑)。
どういうわけだか、歩道にぼーっと立っているコメットさん☆…。
ブーケの飛んだ先は、なぜか車道と桜満開の段葛をうしろにしたコメットさん☆の手元でした。…ものすごい「お約束」(笑)。…えーと、コメットさん☆が立っているのは、画像の中央部です。背景のビルの形状は多少アレンジされているものの、特に右奥の三角屋根のものは忠実です。なおコメットさん☆の真後ろには、段葛に上がる小さな階段の手すりが見えますが、実際にはこの位置ではなく、もう少し左側にあります(下画像)。この画像は2005年4月8日撮影。
コメットさん☆の真後ろにある、段葛に上がる階段の位置を撮影してみました。これを見ますと、背景のビルの屋上施設が、作品と酷似していますので、作品は、この位置と、上の画像の位置をミックスして描かれていると言えると思います。正確な位置は上の画像、イメージは2ヶ所を合成、ということです。2005年4月8日撮影。
上に書いた「ツヨシくんの謎の行動」と、「コメットさん☆ブーケゲット!」の間には、何らかの関係があるようにも思えるのですが…。もしかしてツヨシくん…?、飛んできたブーケをさらにトス!とかしたんじゃない?。まあいいけどさ(笑)。
花嫁のブーケについては、友人が興味深い話をしてくれました。「ブーケの呪い」というのだそうです。
友人がその友人の結婚式に出たときのこと、やはりブーケトスがあり、それをゲットした人は、3ヶ月で結婚できたそうです。ところがそのゲットした人の結婚式で、またブーケトスがあり、「2回目」のブーケを取った人もまた、3ヶ月後結婚したという…。それ以来、「花嫁のブーケを取った人は、必ず3ヶ月以内に結婚する呪い」がかかる…という、「伝説」が生まれたという…。の、「呪い」とは…(苦笑)。…この「呪い」がいつまで続いたのかは、定かではありません。でも、そんな「呪い」なら、喜んでかかりたい…?。そういうものかもしれませんね(微笑)。コメットさん☆は、その「呪い」にはかからなかったようですが(当たり前(笑))。
作品に登場した人々の未来に、幸あれ!…と願いつつ、この項を終えます。