来年春デビュー予定の、「総合検測車」クヤ31形が展示されていました。車体はステッカーなどはなしのまっさら状態でしたが、今後愛称名一般公募を行って、それにしたがった装飾が施されるそうです。基本的には3000系通勤車と共通設計車体ですね。
総合検測車クヤ31形の台車。かなりメカニカルな感じです。これで高速走行しながら、軌道の状態などをチェックするのだそうです。車体に乗務員室ドアがないのが目を引きます。形式名はクヤ31形で、側面にも「クヤ31」と形式記号まで表記されており、小田急としては珍しいです。
撮影を終えて、元の会場に戻る際見つけた電球関係のゴミ捨て場です。使命を終えた蛍光灯があまりにも整然と並んでいる「幾何学的模様」が面白く、カメラを向けてしまいました。
最後に専用の保存車庫にしまわれているSE車3000系を、ホームから見ました。この場所は同時に公開しているのですが、いったん会場を出てから、道路を歩き、海老名検車区まで行かなくてはならないので、かなり遠く、今年も見学を見送ってしまいました。同じ理由でか、あまり見学している人は多くなかったようです。こちら側の先頭は昔の形態に復元されています。