総合検測車クヤ31の画像です

 来年春デビュー予定の、「総合検測車」クヤ31形が展示されていました。車体はステッカーなどはなしのまっさら状態でしたが、今後愛称名一般公募を行って、それにしたがった装飾が施されるそうです。基本的には3000系通勤車と共通設計車体ですね。


総合検測車クヤ31の台車部分画像です

 総合検測車クヤ31形の台車。かなりメカニカルな感じです。これで高速走行しながら、軌道の状態などをチェックするのだそうです。車体に乗務員室ドアがないのが目を引きます。形式名はクヤ31形で、側面にも「クヤ31」と形式記号まで表記されており、小田急としては珍しいです。


ゴミ捨て場の画像です

 撮影を終えて、元の会場に戻る際見つけた電球関係のゴミ捨て場です。使命を終えた蛍光灯があまりにも整然と並んでいる「幾何学的模様」が面白く、カメラを向けてしまいました。


場所が遠くて近くになかなか行かれないSE車保存車庫

 最後に専用の保存車庫にしまわれているSE車3000系を、ホームから見ました。この場所は同時に公開しているのですが、いったん会場を出てから、道路を歩き、海老名検車区まで行かなくてはならないので、かなり遠く、今年も見学を見送ってしまいました。同じ理由でか、あまり見学している人は多くなかったようです。こちら側の先頭は昔の形態に復元されています。



 小田急は保存車があまり多くなく、展示車輌が毎年わりと同じ顔ぶれになってしまうのですが、もう少し会場が広いといいと思いました。今後は大野工場のほうが会場としては広く、また検修設備も一般の人に見てもらえるので、好ましいのではないでしょうか。まあ会社としては会社の事情もあるのでしょうが。 特にSE車の保存車庫は遠すぎ、できればレールをつないで会場に展示する努力をして欲しい気もします。
 全体としては、大山観光電鉄(ケーブルカー)のブースで、地元物産が買えたり、小田急フローリストも出店しているので花が買えたり、また周辺私鉄(東急・京王・西武・相鉄など)もいろいろ楽しめます。特に鉄道ファンのみならず、広く一般の家族連れや沿線の人々が、楽しめるイベントではあると思います。今後も定期的に開催を続けて欲しいですね。

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