大井工場特製?の101系改造入れ換え車「たんぽぽ号」です。当時使われていたクモニ13の2輌編成にあわせて、クモハ100の車体を切断・短縮して、同じ長さにしてあります(奥側のクモハ101はそのまま)。入れ換え用に付けられた長い手すりが側面に見えます。改造当初は「ぶどう色2号」に塗装されていました。車籍は無く、機械扱いです。
East-i(総合電気検測試験電車)の完成で、廃車となることになっているクモヤ193系です。これも展示車輌に加わっていました。特急形に似ている車体ですが、側面はどちらかといえば急行形に近い感じです。直流専用なので、東京近郊のいろいろなところに出没しましたが、検測車としての特殊装備以外にも、1C6M制御になっており、クモヤ193−クモヤ192のユニットのうち、先頭台車1台のみが付随台車になっているのが珍しいです。そのため小田急の2600系同様、主電動機の端子電圧が375Vではなく、500Vとなっています。これは電動台車だけだと、空転が起こったときに、正しい測定ができなくなるためだそうです。
これは…。明治の院電ナデ6141と165系の並びです。何というか…ものすごい組み合わせですね。こうしてみると165系も、非常に近代的に見えます。ナデは去年に続いての展示ですが、165系のほうは上沼垂から呼んだM3編成のようで、最近湘南色に戻された車です。